乳がんになっちゃった!
こんにちは(^ ^)
乳がんになって自分のライフスタイルを見直した結果、会社を辞めて自分が好きなことを始めたら、最高の「Happy Life」になった、40代バツイチ独身です。
闘病のことを思い出しながら書いているので、時系列の多少の前後や内容の差異があるかもしれませんが、そこはご愛嬌と言うことで(^^)
今日は、私の乳がんが発覚した時のことをお話しますね。
元々は、毎年受けている健康診断で「要精密検査」だったのが、事の始まりでした。
これまでも、他の項目で「要精密検査」のなったことはあり、その都度、検査に行くと「大丈夫」だったので、またか・・くらいな気持ちでした。
検査に行って見ると、マンモグラフィの画像を見せられて、1年前の画像と違って気になる部分があると言われました。
年齢的にも、念のためMRIを受けた方がいいということで受診。
結果、やっぱり怪しい!とい訳で、今度は細胞診(おっぱいに注射器のようなものを刺して、細胞を直接吸う方法)を受けることに。
局所麻酔をするので、その時は痛くないのですが、細胞を取られて1週間位はすごい青あざになり、走ったりすることができなかったです(揺れると痛い)
で、検査結果当日を迎え・・・念のため、家族がいれば一緒にきて下さいと言われてましたが、年老いた両親に心配をかけるのも悪いな・・と思って、一人で聞きに行きました。
で!先生からは、あっさりと「乳がんですね」と宣告されました。
え?!ガンてこんなにあっさりと言われるんだ・・・と思ったのが、最初の印象です。
そこからです!検査、検査、検査の連続でした。
ガンといっても、色々なタイプがあるんです。(そんなの自分がガンになるまで知らなかったよ・・)
簡単に言ってしまえば、良い子か悪い子か。痩せ体質か太りやすい体質か。みたいな・・
で、私の状態としては、おかげさまでで「良い子」で「痩せ体質」だったので、よく言う所のステージはIかII位だろうとのこと。
手術の日程が詰まっているから、早めに決めましょう!って。
言われても、ちょっと待って〜〜
心の準備と整理が!!!!!
その時に考えたことは・・・
・セカンドオピニオンを受けよう
・会社になんて言おう(休めるかな・・迷惑かけるな)
・両親に黙っておこう(高齢だし、病気で薬を飲んだりしているから心配かけたくない)
ということで、セカンドオピニオンもあるけど、手術や術後の通院を考えたら他の病院の方がいいということで、東京医科大学病院に紹介状を書いてもらい、再診断をしてもらった結果、ガンがなくなるはずもなく(笑)手術日程を決める段取りになったのです。
知ってます???
手術の予約待ちがあるって・・・・しかも結構予約でいっぱいで、一番早くて約1ヶ月後なんです。その間に、ガンが進行したらどうしようって思いますよね。
先生は、そんな1ヶ月やそこらで状態が変わらない、とおっしゃってましたが・・
一番早い日程が3月31日だったので、仕事は年度末だし、高額療養費のことも考えたら4月の方が・・なんて考えましたが、背に腹は変えられぬと思い決断。
人間って不思議ですよね。ガンとわかるまでは、まさか自分が・・って思っていたくせに、いざガンと言われると、毎日お風呂で気になって軽く触ってみるんですよね。
最初は、全くわからなかったのに、手術日が近づいてくるとだんだん「ボコ」っとしてきて・・・大きくなってると思って不安でした。
会社は、おかげさまで理解をしてくれ、むしろ病気を治すことに集中するようにと言ってくれ、本当に助かりました。メンバーの子達も心配してくれ、検査で外出する時も、全面的にサポートしてくれたので本当に助かりました。
両親には、実は最後まで言えず・・兄に手術の同意書にサインをして欲しいと連絡をしたら、命に関わるだから安直にサインできない。両親にきちんと話すように説得され、実家(東京から1時間半程度)に帰って話すことにしました。
両親には、「とりあえず話があるから帰る」と伝えてたのですが、どうやら再婚でもするのかと期待して待っていたようです(笑)
ところが、実家に到着して見せた書類が「婚姻届」どころか、「手術の同意書」じゃないですか!!!
両親は、びっくりしながら涙を浮かべ、「親なんだから子供の心配をするのが仕事みたいなもんだから!一人で大変だったね」と言ってくれました。
おかげで、気持ちがスッキリして、手術に向けての心の準備ができました。
準備としてまずは・・何十年もロングヘアをキープしてきた髪の毛をバッサリとショートにしました。ショートにした理由は2つ。1つは、自分への気持ちの切り替え、2つ目は入院して髪の毛長いと大変そう、と言うことです。
会社でも、私が乳がんになったことを知っている人と知らない人がいたので、バッサリ髪を切ったことに驚いて、わちゃわちゃと声を掛けてもらいました。
この時、嬉しかった忘れらない一言
「日下部さん、メッチャ似合ってますよ!いいっすね!」
乳がんだと言うことを知っていた人ですが、すごく軽い感じで言ってくれたので、気持ち的にも励まされました。